サービス
サービスは、srestのダッシュボードで可視化するシステムの単位を表します。 一般的にはシステム名、アプリケーション名といったものになります。
srestにおいては、ダッシュボードの課金の単位がサービスとなる予定です。 例えばお客様が運用する決済システム・SNSシステムをsrest上で監視する場合、srest上ではシステム単位で合計2アカウントの契約が必要となります。
TIP
現時点 (2024年2月) におけるダッシュボード1アカウント辺りの料金は未確定です。 詳細については弊社営業担当までご連絡ください。
サービスとプロバイダーを関連付ける
サービスにはsrestがサポートするプロバイダーを1つ以上関連付ける必要があります。
- サービスに関連付けるプロバイダーはお客様側で選択いただく必要があります。
- プロバイダーの関連付けは任意のタイミングで解除することができます。
- 1つのサービスに同一プロバイダーの複数アカウントを紐づけることができます。 例えば、決済システムに複数のDatadogアカウントを紐づけることが可能です。
TIP
システムを構成するSaaS (Datadog、Sentryなど) は、システム単位でアカウントが分離されているとインテグレーションがスムーズになります。
AWSアカウントが環境ごとに分かれている場合
AWS環境を監視するとき、お客様のインフラ環境によっては、ステージングや本番といった環境ごとにAWSアカウントが分離されている場合があります。 仮にそれぞれの環境を監視するには、前述の通り1つのサービスで監視することもできますが、AWSに関してはイベントログが膨大な量になりがちのため、 可視化や通知の利便性も考慮すると、それぞれの環境ごとにサービスを作成する構成をお勧めします。
複数のシステムを1つのAWSアカウントで運用している場合
お客様のシステム構成によっては、複数のシステムを1つのAWSアカウントで運用しているケースもあります。 srestではEventBridgeを利用してイベントログを収集するため、複数のシステムを1つのAWSアカウントで運用している場合、イベントログがどのシステムに紐づくものか識別が難しい側面があります。 EventBridgeを用いたイベントログの収集方法については イベントログの可視化 を参照してください。