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srest 導入ガイド

srest は、AWS アカウントを横断したコストの可視化・配賦に対応し、複数のシステム間での正確なコスト管理を可能にします。さらに、AWS やクラウド監視ツールのイベントログを統合的に収集し、インフラの運用状況を把握するための横断的な可視化を提供します。

srest が提供する機能は大きく分けて次の 2 つです。

コスト

AWS Cost Explorer や AWS Data Exports (CUR 2.0) のデータを活用し、AWS コストの可視化を実現します。

コスト機能を利用することで、複数の AWS アカウントを横断したコストデータの集約・分析が可能となり、AWS の全体的なコストを把握できます。 また、AWS のサービスごとにコストの推移を確認する機能を備えており、サービス単位での詳細なコスト分析ができます。これにより、運用状況を把握しやすくなるだけでなく、コストの急激な上昇や変化を検知し、早期に対応策を講じることが可能です。

さらに、コストアロケーション機能を利用することで、AWS アカウント内で稼働しているシステムごとにコストを按分する機能を備えます。 これにより、各システムの正確な費用を把握し、プロジェクトやチーム単位でのコスト管理と予算計画を効率的に行うことが可能です。

イベントログ

AWS や各種監視ツールで発生するイベントログを統合的に収集し、インフラ環境の可視化を実現します。

Amazon EventBridge や API (Webhook) から取得したイベントを監視し、設定した条件に基づいて異常を検知します。検知した異常は Slack やメールで即時通知されるため、運用チームは迅速な対応が可能です。

イベントデータは各種ツールから送信される情報を元にダッシュボードで可視化され、サービス全体で何が起きているかを横断的に把握するのに役立ちます。特に定例ミーティングなどでダッシュボードを活用することで、サービスごとの状況を効率的に一元管理できる点が特徴です。

プロバイダーの一覧

srest は次のプロバイダーからイベントログを収集できます。

接続先は順次拡充予定です。